122月/100
日刊ふくろう。「飛躍する東京の伝統工芸 東京手描友禅展」
東京手描友禅展@全国伝統的工芸品センター・本日12日~17日まで。メトロポリタンプラザです。
友禅染めは、江戸時代の貞享年間(1684-87)に、 京都の絵師、宮崎友禅斎が創始したといわれています。
宮崎友禅斎、本名は日置清親(ひおききよちか)、号を友禅といいました。「好色一代男」に、「扇も十二本祐善(友禅のこと)が浮世絵」とあるように扇面絵師として知られていました。ある時、呉服屋の依頼により、小紋模様の図案を描いたところ、大変な人気を呼びました。それは、それまでの染め物と違って、多彩色の模様染めであったからといわれています。我が国美術史上で名高い緒方光琳も友禅を手がけ、その作品が残っています。
徳川家康が江戸幕府を開設(1603年)したおり、大名のお抱え染め師や絵師などが、京から移り住むようになり、各種技術・技法が伝承され、いろいろな織物や染物が作られるようになりました。染め物に水は欠かすことのできない重要な要素です。神田川沿いに数多くの染師が住んでいました。
延宝元年(1673)に日本橋に越後屋呉服店(現・日本橋三越)が開設されその染工場が神田川上流の東京山の手(現在の新宿区高田馬場付近)につくられました。今日でも、新宿区に最も多く立地しています。東京手描友禅は、構想図案から、下絵友禅挿し(下絵の文様に色づけすること)、仕上げまでの工程が作者の一貫作業であり、単彩のなかにも秘めた美しさと気品が特徴です。
東京手描友禅は洗練された意匠が求められる環境で磨かれた粋でさっぱりとした作風が特色。。らしいです。一目観ておくとしようか。

